4月2日生まれの世帯構成員の「前年末日時点での学年」が誤っている

使用されている就学奨励費システムのバージョンを教えてください: Ver.


いつもお世話になりありがとうございます。
奈良県立西和養護学校　貞國です。

H19.4.2生まれの生徒家族について、
収入額需要額調書を出力したところ学年（前年１２月末時点）が「中２」と表示されます。

H19.4.2～H20.4.1生まれの生徒は現時点で中２であり、前年１２月末時点は「中１」だと思われます。
学年は生年月日の前日で決まるのですが、いかがでしょうか。

お問い合わせいただき、ありがとうございます。

収入額需要額調書に記載される世帯構成員の「学年」は、その世帯構成員の「学年」欄の内容が反映されます。

世帯構成員の「生年月日」を入力・編集すると、就学奨励費システムの入力補助機能の一環として、
その世帯構成員の「学種」「学年」について一般的な値がセットされます。
 

ただし「留年」あるいは「飛び級」などの事情によって「学種」「学年」が一般的な値とは異なるケースが考えられるので、
「学種」「学年」については直接編集できるようになっています。

お問い合わせの世帯構成員については、「生年月日」欄に「h19/04/02」と入力すると
就学奨励費システムの入力補助機能により(「生年月日」の編集内容が就学奨励費システムのサーバーに反映されるタイミングで)
「学種」が「中学部/中学校」、「学年」が「1」にセットされます。
 

そののちに「学年」を「2」に変更すると、収入額需要額調書には学年が「2」として掲載されることになります。
 

「学年」欄にマウスカーソルを合わせてマウスホイールを回転させると「学年」の値が増減しますので、
無意識のうちに変更されてしまったのかもしれない、と想像します。
 

いつもお世話になりありがとうございます。
奈良県立西和養護学校・貞國です。
またこのたびは早々のご回答ありがとうございました。

実は新たに入力したケースではなく、
去年度から在籍の生徒やその家族で、
年度繰り越し作業後に学年等を触った覚えがないのです。
H19.4.2生まれが弊校には２名（本人１名・家族１名）登録されており、
いずれも前年１２月末時点の学年が「中２」となっておったと思うのです。
思い違いならごめんさない。
ご指示の方法で修正し作業に遅れはありませんので大丈夫です。
とりあえずご報告まで。

返信をありがとうございます。

実は新たに入力したケースではなく、
去年度から在籍の生徒やその家族で、
年度繰り越し作業後に学年等を触った覚えがないのです。

ということは、年次更新処理の進学・進級処理に不具合があったのかもしれません。
確認してみたいと思います。

年次更新処理の世帯構成員の進学・進級処理部分を精査し、再現実験を行ったところ、
4月2日生まれの世帯構成員に限って、年次更新処理後の「前年末日時点での学種・学年」を1年大きく評価してしまう不具合を確認しました。

ご連絡いただきました世帯構成員のケースはこの不具合によるもので間違いありません。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

新年度における学種・学年の導出のための年齢計算処理において、年齢計算の基準日の指定を誤っていたことが不具合の直接の原因でした。
来年度への年次更新処理の際には、世帯構成員の進学・進級処理についてその導出過程で年齢計算を必要としない、よりシンプルなアルゴリズムを採用する予定です。