年次更新処理

年次更新処理

一年間の就学奨励費支給業務がすべて終わった後に実施する、就学奨励費システムのデータを来年度 年度当初の状況にできるだけ沿うように変換する処理を「年次更新処理」と呼びます。

年次更新処理は年度終了後、翌年度開始前に事務局ユーザーが就学奨励費システムの 管理ツールを操作して実施します。

年次更新処理 実行前の準備

都道府県教育委員会による「年次更新処理」の開始までに、各学校において学部の「最終学年」と「進学先」の指定が正しいことを確認してください。また、来年度に新しい学部の開設が決まっている場合、学部の情報を登録してください。

詳しくは「業務フロー 7. 支給年度終了後 学部の編集」をご覧ください。

年次更新処理の主な内容

  1. メッセージ(受信箱の中身)の削除
  2. 管理外学校支給額をすべて削除
  3. 義務教育を受けていない在籍児童生徒の、世帯構成員としての年額通学費を0にリセット
  4. 義務教育を受けている在籍児童生徒(小中学部)の、年額通学費を「本人通学費として入力された経費明細額の合計」にセット
  5. 経費明細記録をすべて削除
  6. 支給回をすべて削除
  7. 最終学部の最終学年を卒業して学校を去る児童生徒の世帯、世帯構成員を削除(ただし兄弟姉妹が在籍する場合を除く)
  8. 前項の処理によって削除される世帯構成員の番号履歴を削除
  9. [オプション] 前項の処理によって削除される予定の世帯構成員の業務宛名番号(OID)の一覧CSVファイルを作成
  10. 最終学部の最終学年を卒業して学校を去る児童生徒の(児童生徒としての)情報を削除
  11. 世帯構成員の進学・進級処理
  12. 世帯構成員のうち、進学(小学6年生→中学1年生、小学部6年生→中学部1年生など)する場合はその学校名を空欄にリセット
  13. 児童生徒の進学・進級処理
  14. 児童生徒の前年度の状況履歴を削除し、次年度当初の状況履歴を作成
  15. 世帯構成員の各種所得額、各種保険料控除を0にリセット
  16. 児童生徒ではない世帯構成員の年額通学費を0にリセット
  17. [オプション] 情報連携ログ、情報連歴履歴を削除
  18. [オプション] 過年度の支給情報を削除

参照