児童生徒の転校・転入・退学

行う事務処理

年度途中に児童生徒が転出する場合、転出元の学校に在籍している間に使用した経費については転出元学校で支給します。
転出元学校では転出までの「個人別支給台帳」を作成し、「収入額・需要額調書」とともに転出先学校に渡します。

転出先の学校では「個人別支給台帳」から今年度中に転出元の学校で支給された額を確認し、その児童生徒への今後の就学奨励費の支給にあたって、支給限度額が設定されている経費項目について通算の支給額が支給限度額を超過しないよう、配慮します。

転出・転入に伴なって世帯の経済状況が著しく悪化することが想定される場合、転出先学校はその児童生徒の区分変更を検討します。

システムの操作

年度途中に児童生徒の転出が生じる(生じた)場合、転出元学校において転出処理を行います。

就学奨励費システムで管理されていない(他都道府県の学校や私立学校など)学校からの転入があった場合は、通常の新入生としての登録に加え、その転出元で支給された支給額の入力が必要になります。

• 就学奨励費システムで管理されている学校への転出
• 就学奨励費システムで管理されている学校からの転入
• 就学奨励費システムで管理されていない学校への転出
• 就学奨励費システムで管理されていない学校からの転入
• 児童生徒の退学

就学奨励費システムで管理されている学校への転出

自学校から他学校へ児童生徒が転出する場合は、「転出処理」を行います。

児童生徒の一覧画面から転出する児童生徒を選択し、「転出」ボタンをクリックします。

転出日と移動先を問うダイアログが表示されます。
メッセージを確認して、転出日、移動先学校を選択して「OK」ボタンをクリックしてください。

就学奨励費システムで管理されている学校からの転入

転出元学校の事務担当者が「転出処理」を行うと、転出先学校のユーザーが就学奨励費システムにログインしたとき、「受信箱」にメッセージ「児童生徒 転出のお知らせ」が届きます。
メッセージを開いて本文を確認してください。

メッセージ本文の指示に従って(転入後の実態に沿うように)転入してきた児童生徒の所属などを編集してください。

就学奨励費システムで管理されていない学校への転出

自学校から「就学奨励費システムで管理されていない学校」(就学奨励費システムでは『管理外学校』と呼びます)へ児童生徒が転出する場合も「転出処理」を行います。

児童生徒の一覧画面から転出する児童生徒を選択し、「転出」ボタンをクリックします。

転出日と移動先を問うダイアログが表示されます。
このダイアログにおいて、転出日を指定し、移動先を「[管理外学校への転出]」として「OK」ボタンをクリックしてください。

移動先学校に「[管理外学校への転出]」を選んで転出処理を行うと、その児童生徒について「転出日」以降に「就学状況」が「支給停止」となる状況履歴が作成されます。

この結果、この児童生徒には「転出日」以降の経費明細について、就学奨励費は支給されなくなります。

就学奨励費システムで管理されていない学校からの転入

転入する児童生徒を就学奨励費システムに登録し、必要に応じて支弁区分の決定手続き等を行ってください。

転入する児童生徒が今年度中に転出元から就学奨励費の支給を受けている場合、転入する児童生徒の管理外学校支給額タブに転出元学校で支給された支給額を入力してください。

児童生徒の退学

児童生徒が自学校を退学し、就学奨励費システムが管理する他の学校へ転入しない場合、本ページ就学奨励費システムで管理されていない学校への転出と同じ処理を行います。

参照

• 画面ヘルプ 児童生徒 詳細 管理外学校支給額タブ
• 画面ヘルプ 移動先学校を選択